単身赴任をふっとばーすっ👊
「単身赴任ファミリーのセミプロ」ももんがるーです🎵
この記事を見てくださっている方は、突然の転勤辞令を受けて頭の中がパニック状態の方が多いのではないでしょうか?
ほとんどの人が「引っ越しするか単身赴任か」で迷われている真っ最中だと思います。
敵を知らずんば対策は練れず!
夫・妻・子供別! 単身赴任のメリット・デメリット一覧表
どうして夫・妻・子供に分けるん?
ざっくり把握するなら別に分けんでも良くない❓
当然ですが、家族には夫がいて妻がいて、そして子供がいる場合が多いでしょう。
問題事が起きた時、まとめて考えていくより1つ1つ細分化して分析したら原因がはっきりするということがありますよね。
なので単身赴任のメリット・デメリットも夫・妻・子供の立場ごとに細分化してみました。
夫のメリット・デメリット一覧表
メリット | デメリット |
---|---|
家族と良い距離感を保ちつつ大切さを再認識できる | 生活費が二重になるためお金がかかる |
仕事に専念できるため昇進・昇給しやすい | 家族の時間が減って子供の成長を近くで見守れない |
自由な時間が増えて独身時代のような開放感を得られる | 全部の家事を自分でするので生活スタイルが乱れやすい |
夫にとって単身赴任は、帰宅後に育児か家事に割かれていた時間を独身時代のように自由に使えるところが魅力です。
単身赴任者の方が出世しやすい慣習の企業もありますが、例えそういった会社でなくても、仕事に集中しやすい環境が整うことで出世はしやすくなるでしょう。
ですが家計が二重になり金銭的負担は大きくなりますので、お小遣いをいかに増やすかということが課題になります。
そして近くで子供の成長を見守れず家族の時間が減ることは大きなデメリットですが、逆に家族と一緒にいる時間を今まで以上に大切にする気持ちが生まれます。
家事してみて、つくづく嫁に感謝したわ…🙏
妻のメリット・デメリット一覧表
メリット | デメリット |
---|---|
夫と良い距離感を保つことで大切さを再認識できる | 生活費が二重になるためお金がかかる |
今の環境で子育てができ、仕事も継続できる | 1人2役で父親役もこなすことになり育児の負担が増える |
大人のお世話をしなくて良いので家事時間が減る | 育児手当現場届などの毎年提出が必要になる書類がある |
夫が単身赴任してくれることで妻は今の環境のまま子育てや仕事を続けられること、これが妻側のメリットです。
特に妻が働いている場合、単身赴任は家計が二重にかかってくることがデメリットの中でも大きなウェイトを占めますので、ダブルインカムを継続できるのは夫にとってもメリットになります。
特に正社員で働いている奥様の場合、お金だけじゃなく奥様自身のキャリア問題も出てくるし…簡単には辞められないよね💦
また、旦那様側は不服に感じるでしょうが、妻の立場だと夫のお世話時間が減るのはとっても魅力的だったりします。
その代わり子育てを一人で行うため、就学前児童や思春期・受験生の子供がいる家庭では妻に大きな負担が掛かります。
子供のメリット・デメリット一覧表
メリット | デメリット |
---|---|
転校せずに住むため、友達と一緒にいられる | 父親不在の寂しさを経験させてしまう |
一人時間やお手伝い時間が増えることで自立心が育ちやすい | 長期になればなるほど父親に対して素直に甘えられなくなる |
子供にとっては今の学校や友達を変えずに済むことが最大のメリットです。
多くの場合、母親が共働きになるので一人時間が長くなりますから、お子様から自発的に家事をお手伝いしてくれる機会が増えるでしょう。
デメリットは父親不在の時間が多いことで生じる問題全般になります。
父親不在の場合、親子間のコミュニケーションや子供の情操教育、母親のストレス過多、他の家族との違和感など、表面的には見えない部分で生じる問題が多いです。
家庭環境やお子様の年齢や性格によって差が出やすいところなので、どれ位影響が出るかは一概に測れません。
甘えん坊の子供やママのストレスが大きいと悪影響が出やすいかも…
高校生や大学生くらいになれば子供も状況を理解できるからメリット効果が出やすいよ
今時の単身赴任の寂しさは対処法がある
実は、単身赴任のデメリットでよく挙げられる「寂しい」は敢えて意図的に除外しました。
というのも今の時代はビデオ通話を使うことで、単身赴任の寂しさを乗り越えやすくなっているためです。
こちらの記事で詳しくまとめています🎵
よかったら合わせて読んでもらえたら嬉しいです‼️
見落とし注意! 単身赴任を考えるならここがポイント
ここまでで単身赴任のメリットとデメリットをざっくりと説明してきました。
で?単身赴任と家族で引っ越すのと、どっちがええん❓
…やっぱ悩むわ〜🌀
そうなんですよね、そこが悩むところですよね〜!
単身赴任か家族で引っ越しかを決めるには、結局「どちらを選ぶとメリットが大きいか」に尽きてしまうのです。
ここからは単身赴任という選択肢を考える際のポイントを説明していきますね。
単身赴任か引越しか?考えるポイントは「期間」と「立場・性格」
単身赴任は家族全員にとって大きな転機になることは間違いないですよね。
単身赴任のメリットがデメリットより多ければ単身赴任が選択され、逆なら家族で引っ越しを選ばれるでしょう。
そこで、まず最初に考えるべきなのは「赴任期間がどれ位の長さになるのか」です。
期間が1年程度ならデメリットも気持ちのあり方次第でメリットに変えることも可能です。
逆に5年以上の長期になる場合は、長い年月をかけてデメリットが表面化して問題になるケースが多いでしょう。
加えて夫・妻・子供の立場や性格によってもメリット・デメリットは異なってきます。
確かに❗️
【A:社交的で好奇心が強い人】と【B:大人しくて内向的な人】なら、Aの人の方が引っ越しに前向きにだよね
全部一緒に考えるよりもそれぞれの立場や性格も考えて判断されると、家族全員が納得しやすい結果を得られるはずです。
母親と子供のメリット・デメリットは被る部分が多い
これは体験談が元ネタなのですが、実体験や単身赴任妻の友人たちの話を聞くにつれ、子供のメリット・デメリットって母親のそれとリンクしているなぁって実感しています。
子供って家の滞在時間が長い母親と関係性が強くなりがちですが、単身赴任や引っ越しを経験した場合、母子の絆がより強くなる印象なんですよね。
少し考えてみた結果、母親と子供は父親の転勤問題において受け身の立場だからという結論に辿り着きました。
転勤・転職自体は旦那様にとっては当事者問題ですけど、奥様やお子様からしたら自分軸じゃない環境変化が突発的にやってきただけなんですよね。
要は「単身赴任か引越しか問題=夫・父親が持ち込んできた問題」でしかないのです。
母親と子供はこの問題が発生した状況とその後の環境変化が似ているので、メリット・デメリットも似てくるというわけです。
今すぐ結論を出す必要って、実はない
単身赴任のメリット・デメリットはなんとなく分かったけど、調べれば調べるほど逆に混乱された方もいらっしゃったのではないでしょうか?
…大丈夫です、私もそうでした!
でも、最初から焦って結論を出す必要はないんですよ。
最初は単身赴任してみて、違うと思ったら家族を呼ぶことだってできるんです。
小学4年生とか中学2年生とか微妙なタイミングのお子様がいる家庭なら、「しばらくは単身赴任で乗り切って、子供が中学や高校に入るタイミングで家族みんなで引っ越し」なんてケースでも良いのです。
時間がある分、現在地に残った家族もゆっくりと引っ越す準備を整えられるメリットもあります。
持ち家の方であれば、焦って家を売ったり貸したりしなくて良いのでそれもメリットでしょう。
転勤で生活環境が変わることで生じるデメリットは家族全員・家庭全体に直結してくるものが多いため、焦らず家族全員ができるだけ納得できる形に近付けていくのがベターです。
まとめ:単身赴任のメリット・デメリットはご家庭事情により異なる
単身赴任の一般的なメリット・デメリットを紹介してきました。
正直この記事を読んだだけでは引越しと単身赴任のどちらを選ぶべきか判断はつかないと思います。
それでいいと思います。ここに挙げたのはあくまで一般的なメリットとデメリットなんですから。
100のご家庭があれば100のご事情があるんですから、一般論を読んだだけで決められるわけないんです。
ただ、ちょっとだけ視点を変えてみると、今後の家族のあり方や人生について家族全員で真剣に話す機会なんてなかなかありませんよね。
ご家族の方々が今後どうしたいのか、家族会議を開いて話してみませんか?
焦ったり寂しくなる気持ちもあるでしょうが、こういう機会が得られたのはラッキー位のラフな気持ちで、ご家族みんなが前向きに話し合えるよう応援していますね!
時間がないと思いますが、焦らずじっくり❗️
家族みんなが納得できるような選択ができますように😊
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